望みを叶える物語

◆人生の主人公として、感動をうみだす◆幸せなライフスタイルをビジネスにする生き方を伝えます。

欲求に素直に生きて、人生を変えていくには?〜壮大なる仮説〜

寒さも極まる正月。イベントごとも多く慌ただしく過ぎ去った。

今日は少し、時間が出来たので、読めていなかったネットの記事を消化することと、最近感じた由無しごとについて思考を巡らせていた。

 

その中で、ふと最近のテーマにヒットした記事があった。

心屋仁之助さんの記事だ。

 

私は、彼の下記の主張に大変感銘を受けて、ブログをいつも購読している。

欧米では、経営者や弁護士、医師や、ビジネスマン、コンサルタント、教育関係者における第一人者は、専属のセラピストを持ち、ココロの修復のためではなく、自身の能力を向上させ、心の豊かさを保つことで、自分自身と仕事での成功を続けています。


ところが、まだ日本では「怪しいもの」「宗教のようなもの」「洗脳」「だましのテクニック」「他人をコントロールするもの」と言った偏見や誤解が根強く残っています。

そういったものを払拭し、個人の心の豊かさと、笑顔を導き出し、能力を大幅に向上させる強力なツールである心屋の心理カウンセリングを広めていくことで、本当に明るい世の中に、争いごとの少ない世の中にしていけることを、本気で夢見ています。(公式サイトより)

 

最新記事をまず読んでほしい。

 

■「出来ているということにする」がどうしてもできない

 

に対して

 

予定通りのメッセージがありましたので

お答えしてみますね。





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出来ていることにするとは、思い込むことですか?

 

現実に出来ていなければ回りに迷惑かけて

memberの一人として機能しないじゃないですか?

 

plus思考の強めのやつとしか思えないんですけど。

 

まあ、本を買ってしまったし、カードも財布に入れたけど。

 

周りの反応を無視する強さを身につけるとか?

 


今のまんまでダメだから努力するのに、

ありのままを受け入れるとかは 精神論にしか思えない



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うんうん、

 

そう思いますよね。

 

そう思ってしまうのが普通だから

仕方ないんじゃけんどのー、

 

 



何が一番違うかというと

 

ここです。




今のまんまでダメだから努力するのに



これこれ。

これが違うのよ。

 

これが

「まっっったく」違うのよ。

 

だから、

話がいつまでも通じないのです。



「今のまんまでダメだから」ではなく

 

「今のまんまでダメ」だと「あなたが思っている」から、

 

ということです。



ダメだと思っているから

努力しないといけない、ということ。

 

ダメだと思っているから

ダメじゃないようにしないといけない、ということ。

 

で、「あなた」は

このままの流れに乗ってると

 

「ダメじゃない時」は

今世紀中には、来ないのです。



思考の

根底の根底の根底に

「わたしはダメ」があるから



今がダメだと「思う」のです。

 

で、そう「思って」いるから



周りの人に何か言われても

「ああ、だめだ」

「やっぱり、だめだ」

 

と、

 

自分がいつまでも

「ダメ」のままでいるのです。

 

例えば褒められたとしても

「そんなのに浮かれてちゃ『ダメ』だ」と

 

また、がんばり続けないといけないのです。



どんなに頑張っても

どんなに成果あげてても

 

文句言う人は文句言うし

改善点なんていつでもいくらでもあるのです。

 

それと、「自分がダメ」を

くっつけてはいけないということなのです。



これは、プラス思考なんかと

全く違います。

 

「すでにプラスであるということを早く『知って』と言っているだけ」

 

なのです。



プラスになりましょう

プラスにしましょう

 

ではなく

 

「あなたが、マイナスだと思っているものはマイナスじゃないんだよ、ぷわーか」

 

ですわ。

 

そして、ここで、「ぶわ~か」って言われて

怒るんじゃなくて

 

「えーーーーーー、ぱかですーーー、知りませんでしたーー」



で、問題が「終わる」のですわ。



どう?



こんなのも紹介するね。

(省略)

あなた方の「自分はダメ」

という大前提は

 



あなたがたは

 

「実は自分は素晴らしい、と、『知って』ください。

 

 そう『なろう』としなくていいから。

 

 すでに『そうなっている』から」





あなたがたは

「自分は、実は、素晴らしいらしいぞ」

 

というところから

リハビリを始めてくださいね。



それだけで

現実が変わり始めます。

 

大前提が変わると

今まで取っていた

 

「努力」や

「隠す」や

「いいひと」という

行動は

 

すべてやめていいのです。

 


■出来ていることにするとは、plus思考の強めのやつとしか思えないんですけど。|心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

 

かみあわないポイント

私は、心屋さんの「実は自分は素晴らしい」という「Mind」についての主張は非常に感銘をうける。その実は、自分の全存在を肯定することにつながり、人生を切り開いていく 「Action」を生んでいく原動力になる。

 

しかし、現実問題、多くの人が往々にして「実は自分は素晴らしい」という「思考法」を信じ込もう、染み付かせようとしても出来ないのではないか?という疑問を感じてしまった。このブログのやりとりが顕著である。

 

心屋さんが、いくら上記のように補足したところで、では読んだ人が「そうなんだ!では、そう思おう!」となるかといえば、私はNOだと思っている。

心屋さんは、ブログで発信する限界を認識しているから、これで切り上げているのではないか?カウンセリングでは別なのか?

それは、わからない。ただ、私はこの記事を読むことで、最近の雑考のテーマであった「思考の領域より、もっと根源的な領域にアプローチするべきではないか?」について一定の指針をえる事ができた。

 

上記の記事のやりとりを見ただけでも、実は多くの人が抱えている問題は意識できる思考=「Mind 」の部分でどうこうなるものではなく、もっとそれより奥深くのところにある。それを、仮に欲求/恐れ等の原初的衝動=「Heart」とおいて、モデルを考えることにした。

下記に、一旦まとめてみる。

 

人の無意識・有意識・行動・成果のモデル

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下層から上層に上がるにつれて、人間の「内」→「外」へ向かっていく。

 

【Heart】

「欲求」「恐れ」の発生装置。人が人生を送っていく上で、生きるエネルギーになるもの。この装置の構造は、生育環境「OS」によって規定される。

ほぼ無意識のレイヤーである。

人生において、解決が難航する多くの問題は、このレイヤーに発生原因があると私は考えている。

(参考記事:【日特】それは嘘だ!人生のブレーキを外す

【Mind】

「欲求」「恐れ」というエネルギーをアクションにつなげるための、「解釈」装置。

「死ぬ事以外かすりきず!」「私は生きているだけで価値がある!」「私は既に素晴らしい!」「人に嫌われる勇気!」「いつ死ぬかもしれないから、好きなことをやり切ろう!」などなどのものはこのレイヤーに分類される。

有意識のレイヤーである。

 

【Action】

Mindを受けて、実際に起す行動である。

【Skill/Knowledge】

Actionすることで、培われる「技能」や、「経験」である。

Acctionの質を高め「Value」に転換するためのものである。

【Value】

ActionとSkill/Knowledgeの掛け合わせによって生まれる「成果」(正負いずれのベクトルも有)

【Life】

Valueの積み重ねであり。これを一旦、人生とおく。

=============

以上は、私の今までの経験や、仕事上ヒヤリングしてきた数百人単位のサンプル状況をみて、帰納的に構築したモデルである。まだまだ、荒い仮説なので、今後どんどん研磨していければと考えている。

 

上記のモデルを使い、一つのケースについて考察しようと思う。

なぜ、営業で成果が上がらないか?

昔、私が営業組織のマネジメントを行っている際、中々営業の成績が上がらない部下がいた。その彼が劇的に変わった実例があった。(私が介在したことは確かだが、当時は全く意図していなかった。)

市場や商品の細かい要素は割愛する。

彼の状況を、上記のモデルで整理すると、以下になる。

 

【Heart】

【Mind】

達成志向・向上心「絶対成果を上げたい!成長したい!」

【Action】

行動量・顧客接点量は十分。しかし、「クロージング」を適切に迫ることができない。

【Skill/Knowledge】

営業の考え方や、クロージングをかける重要性は十分に理解してきた。

また、一定の営業経験もあり、顧客との関係性と作り方は卓越していた

【Value】

実績としては、平均より上、中々突き抜けることができていない。

============

 

彼は営業マンとしての達成志向・向上心をもっており、営業の考え方への理解・経験も十分にあったと思う。そこで私は、彼が営業マンとして突き抜けるための課題を、

 

「クロージングを適切にかけること」

 

という見立てをした。

そして、その課題達成のために

「クロージングをかけることは相手のためになることである。それによって嫌われることはないし、嫌われたとしてもクロージングしないよりはまし!」

 

というMindをインストールし続け、また営業記録を観察することで改善しようと試みた。

しかし、1週間たっても1ヶ月たっても、結局彼の行動も大きく変わらなければ、もちろん成果も変わらなかった。私は、正直どうしたらいいか全くわからなくなっていた。

 

そのような状況の中、たまたま彼と夜食事をする機会があり、その中で私の生い立ちについて話すことがあった。そうすると、ぽつりぽつりと彼も生い立ちについて話してくれた。大筋だけまとめると、彼は、幼い頃に父親と離ればなれになっており、母親一人に育てられた。しかし、彼の母親は彼を失うことに対する不安からか、彼の言動を全てコントロールしようとし、色々な欲求を抑圧してきたのだった。そこで、学んだのは、「いかに接する人に機嫌良くいてもらうか?好きでいてもらうか?」ということのようだった。

 

その時は、私はただただ相づちをうつだけだったのだが、途中から彼は何かを考えながら話すようになった。そして、ぽつり「母親の機嫌をとるように、お客さんにも接してしまってるかもしれません・・・」と。

 

Heartと向き合った瞬間

多分、彼はあの瞬間、自分の根底に流れる「恐れ」と向き合ったのだろう。

 

母親に見捨てられるかもしれない→人は機嫌よくさせなければいけない→人に嫌われることをしてはいけない

 

その自分に気づいたのだろう。私は、その時かけた言葉は一言だけだった。

 

「お客さんは、またお母さんとは違う人間だし、色々な人がいると思うよ。」

 

私は、その当時それ以上の言葉を持ち合わせていなかった。

しかし、それから、彼は大きく変わりはじめた。

 

クロージングを徐々にだが、かけられるようになり、そのActionの変化によって、成果も出始め、その数ヶ月後にはNo.1をとるまでになった。

 

当時の私は、その変化が非常に嬉してたまらなかったが、その要因が何かまで思考を巡らすことができていなかった。彼に聞いても、「クロージングをかけることは相手のためになることである。それによって嫌われることはないし、嫌われたとしてもクロージングしないよりはまし!を実践しました!」としか回答もなかったので、彼自身も正確に把握できていなかったのではないか?と思う。

 

ただ、今あらためて当時の状況を整理すると、この要因は

 

【Heart】の領域にある、フレーム「母親に見捨てられるかもしれない→人は機嫌よくさせなければいけない→人に嫌われることをしてはいけない」を把握することができ、

意識化することができた。(【Mind】化)

その結果【Mind】の領域へ、思考法「「クロージングをかけることは相手のためになることである。それによって嫌われることはないし、嫌われたとしてもクロージングしないよりはまし!」をインストールを成功したことだ。

 

それまでは、【Heart】の領域にあって自分を支配されてしまっていたフレームを、意識化におくことができ、行動変化につなげることができたのであろう。

 

この考察から、「欲求に素直に生きて、人生を変える」ポイントの仮説をまとめる。

 

【Heart】の領域にある「恐れ」のフレームを、【Mind】 の領域へ昇華する。

自分が「恐れ」と向き合わないから支配される。

 

自分が向き合ってしまえさえすれば、「恐れ」は自分のコントロール化におかれる。

そこからは、それより強い新たなフレームによって制圧するのもよし。

実際に、行動・体験を経て変化させていくもよし。

 

主導権は自分にある。

 

自分は、どんな「恐れ」のフレームに支配されているか?それと向き合い続けよう。

 

【Heart】の奥底まで潜り、【Mind】の領域に引き上げよう。

 

主導権は自分にある。

 

大丈夫。何とかなる。