読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

望みを叶える物語

◆人生の主人公として、感動をうみだす◆幸せなライフスタイルをビジネスにする生き方を伝えます。

【レビュー】恋人。家族。大事な人に伝えたくて、伝えることができない痛さ。-アニメ『心が叫びたがってるんだ』-

No Anime,No life....

 

...No!No!  

 

 

 

 

 

 

 

 

Life is Anime!!

アメブロ的な煽りをしてみたところで、本題。

私はアニメが好きだ。3次元から2次元へメタ化された世界が好きだ。虚構が虚構として、生き生きと躍動している姿が好きだ。この上なく好きなんです。

人は人生に「意味」と「強度」を求める生き物だ。と私は思っています。

(参考1)意味・物語を諦めろ。ひたすら強度・密度を追い求めろ。

(参考2)【おすすめ】死にたいと思った時に読むべき小説5選〜カタルシス篇〜 

 

何者でもない自分を、作品中の英雄と重ね合わせて、擬似的な「何者感」を獲得したり(意味を求める)、作品中の美少女ヒロインに萌え悶えることで、擬似的な「恋愛感」を獲得したり(強度を求める)、アニメは最高の劇薬である!と私は本気で訴えたい!

そして、先日私は「生きる」ために、またあるアニメ作品を求め、映画館に足を運ぶことになりました。

f:id:nekopenguin0705:20150922182943j:plain

www.kokosake.jp

 

観賞後のつぶやき

 

もうね。ウダウダストーリーを読解するのも良いのだけれど、めちゃくちゃ泣いた。一人で。ハラハラと泣いた。というのが適切。

あらすじは置いといて、とにかく「親×子」とか「祖父母×子」とか「「想い人×想われ人」とか「先輩×後輩」とか、様々な関係性がある中で「伝えたくて、伝えることができない痛さ」が走り出して止まらない感じが堪らなく、愛おしい感じ。

 

めっちゃ痛いけど、めっちゃ生きてる。

ストーリー的にはね、めちゃくちゃ王道なんですね。もはや、予告編を見れば、結末もほぼ予想がつきます。そして、その予想通りの展開です。

 

そう。このアニメは、エンディングへ向かう物語じゃないんですね。

 

「作品」だからこそ当然、「エンディング」は必要です。その作品で生まれた「世界」はそこで終了とみなされる。でも、どの作品にも本質的には"オープニングの前"にも、その世界があって、"エンディングの後"にもその世界は在り続けるんです。

 

そういう意味で、「心が叫びたがっているんだ(ここさけ)」は、主人公たち4名の、「痛み×生きている感」の密度が最高に高まった「時間」を切り取った作品なんだろうなと。

つまり、「ここさけ」はクライマックスがない作品とも言えるし、1コマ1コマ全てクライマックスの作品とも言える。

 

言葉は人を傷つけ、自分を傷つける

主人公・順の叫びが身に染みます。

 

たかが言葉、されど言葉。

 

言葉は発した瞬間に、自分から切り離され、誰かの元へ届き、その人の中に永遠に漂います。覚えているか、覚えていないかは、「顕在意識上にあるのか、潜在意識下にあるのか」の違いでしかありません。

 

順は、他人の言葉で傷つき、そして自分の言葉で他人を傷つけてしまった(と思い込んでいる)経験を抱えて、なんとか生きようとしてきたんですね。

「言葉」=恐怖という呪いを自分にかけ、言葉を発することを禁じてしまったんです。誰よりも言葉を大切にして、誰よりも言葉を届けたい気持ちをもっていながら、それを自ら禁じてしまった。

その辛さ、虚しさを想像できるでしょうか?

その恐怖を乗り越えたくて、でも一人じゃ乗り越えられなくてという葛藤を十年以上も続けてきたんです。

「心が叫びたがってるんだ」

まさに、そうなんです。音にはならなくて、誰にも聞き取ってもらえないけれど、自分を「表現したい!」という希望は失わなかった、

 

言葉を吐く。というのは、「触れたいもの、手に入れたいものの手を伸ばす」行為なんです。

自分の外側に手を伸ばす以上、そこには何があるかわからない。優しく撫でられるかもしれないし、突然噛み付かれるかもしれない。その未知性を多少怖がりながらも、手を伸ばし続けた先の「誰かの手」がある。掴むことができる。

誰もが、そうした世界の中にいるんです。

 

誰もが、傷つける可能性、傷つけられる可能性の中にいるんです。
だから、出来るだけ多くの人が、その可能性に意識的になっていてほしい。

そして、傷つける、傷つけられる可能性に怯えて、自分の外に手を伸ばすことができない人に気付いて、手を差し伸べることができるようになってほしい。私はそうなりたい。

 

なんてことを考えさせられる作品です。

 

作品中に流れる、劇中歌も素晴らしいため、是非映画館で見て頂ければ。

 

賞賛も批判もまずは見てからはじめてみましょう♪

 

====================

【この記事を書いている人はこんな人】 

 

 【ヒプノセラピー・キャリアカウンセリング情報】

 【マインドフルネス×ワークショップ情報】 

【サイト案内図】