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望みを叶える物語

◆人生の主人公として、感動をうみだす◆幸せなライフスタイルをビジネスにする生き方を伝えます。

フルコミッションセールス時代(3)「喜び・ジレンマ・自分を見つめる」

(前回はこちら) 

 

前回から少し時間があいてしまいました...ここから一気に最後まで書き上げていきたいと思います!

お金も稼げて、感謝もされる...という喜び

魑魅魍魎うごめく学習アドバイザーの仕事は肉体的にも精神的にもハードでしたが、なんやかんや楽しく仕事をしていました。

そして、仕事を開始4カ月目で東海支部売上NO.1、開始7カ月目で全国売上NO.1を達成することができました。

当時、僕は21,22歳くらいでしたが、大卒平均初任給の5倍程度の報酬を得る月もありました。まさにフルコミ業界って感じですね。

 

やればやった分だけ稼げる。やらなければやらないだけしか稼げない。それだけ。

 

シンプルでわかりやすい。

 

そして、しっかり成果を出していれば誰の管理も受けない。

 

ハードながら、居心地の良い環境でした。

 

感謝される仕事

この仕事、報酬が良かったことに加え、何よりも契約が成立する時には多くの場合

 

「本当にありがとうございました。」とご父兄から感謝をされる仕事でした。

 

もともと勉強を全くといっていいほどしなかった子供が、僕と出会うことで「勉強がんばる!」とやる気をみせる。

そんな今までにない我が子の姿を見て、ご父兄は今後の希望をを見出すんです。

 

「これで子の人生が変わるかもしれない?」

 

そんな期待を込めて。

 

「お金をもらえて、さらに感謝までされる!なんていい仕事だ!」と無邪気にも思えていた時期が僕にもありました。ある意味、それは幸せな時間でした。

 

知らない方が幸せである。そういうことが人生にはあるんですよね。ほんと不都合な真実です。

 

夢を見せている!と信じないと...

では、入会した子達がどうなったのか?

 

基本的に、僕たち営業部門と、入会後にご家庭や・派遣する家庭教師の先生の管理をする教務部門は分断されており、詳しく情報共有することはありません。

 

ただ、長く働いていれば、自分が営業をした家庭の状況は、教務の話している電話の内容や、システムに残っているログで知ることになります。

 

現実問題...

 

 

みんな成績がどんどん上がり、自分に自信を持つことができ、イキイキとするようになったのか?

 

 

 

そんな訳はありませんでした
そのように理想的な変化をする子は一部です。

 

 

あまりにも子供に変化がないと、ご父兄もイライラしてきます。

 

「高い教材買わされて、家庭教師の指導してんのに、成績伸びないなんて...思ってたんと違う!詐欺や!」

 

こんな風に教務にクレームが入ることも多々ありました。

 

 

僕は、そのクレームが正しいとも思いません。

 

最終的に成績を上げるためには、子供自身が自分で自宅勉強をできるようになり、学んだことを答案に再現できるようにする必要があります。

家庭教師は魔法使いではないし、教材もヒミツ道具ではありません。

 

僕たちの役割は、あくまでお子さん自身の自主性を引き出し、勉強しやすい環境をつくることなんです。

 

・・・

これが正論としての建前。そして、自分自身にもそう言い聞かせていました。

 

迷っちゃいけない。ただ前へ

迷わないために。疑念にとらわれないために。

 

あまりにも期待を膨らませすぎてるんじゃないか?

子供の一時の興奮を煽りすぎているんじゃないか?

派遣する家庭教師の先生によって当たり外れあるんじゃないか?

週1、2回の指導で、それまで勉強していなかった子が本当に変わるのか?

そもそも、数十万円する高い教材使う意味は?

・・・

 

色々と疑念はつきませんでした。

その疑念に対しての、会社で用意されている応酬話法(こんな質問には、こう返す!みたいなマニュアル)を確認したところで、その疑念が消えることはありません...

 

しかし、自分の営業スタイル・扱う商品に疑念を持ってしまっては....営業は売れなくなってしまいます。

 

僕は、子供たち・また子供を応援するご父兄の見方でいたかった。

しっかり貢献したかった。

一方で、僕は営業成果を出し続けたかった。

圧倒的に周囲に認められるような成果を。

 

顧客貢献と売上・利益が綺麗に両立するのが、美しいビジネスです。しかし、どんなビジネスも多かれ少なかれ、"美しくない"葛藤を抱えています。

 

自分をみつめる

僕は、その現実を否定するほど潔癖ではありませんでした。

しかし、その現実を甘受できるほど、鈍感でもありませんでした。

 

毎日毎日、終わらない葛藤の中にいました。それでもNo.1をキープするために売り続けました。

 

この頃は、しばしば神経痛に悩まされたり、常に漠然とした不安を抱えていたり...結構大変な日々だったように思います。

 

とはいえ、不幸中の幸いと言ってはアレですが、自分を整えるためにこの頃試行錯誤したことが、現在のナリワイに役立っています。

例えば、

・自分を整えるための「瞑想」「気功」の実践

・不安をコントロールするための「心理療法」の学び(主に、ゲシュタルト療法、認知行動療法、論理療法など)

・自分を深く知るための「自己分析」→アダルトチルドレンについての研究

など...

 

 

どんな物事からも学ぶことができるし、自分の糧を得ることもできる。たとえ、その時気づけなくても、いつか必ずわかる日がくる。

 

この時期を振り返ると、改めてそう実感します。

 

(Vol.11へ)

coming soon...

 

【人生語っちゃおうシリーズ全話はこちらから】